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日々の記録

暇になると鬱になる・帰省はつまらない・歌舞伎町文学賞一次選考通過

2023/12/31

暇になると鬱になる。動いて動いて動き続けないと鬱になってしまうので、前世は止まると死ぬ系の魚だったと思う。

実家は暇だ。暇は鬱を呼び、鬱は不安を呼び、抗不安薬を飲んだりしている。父親と母親とこたつに入ってNHK映像の世紀ビートルズの録画を見て、一昨日見に行ったゴーストワールドのパンフをパラパラ読んで、後は何もしてないのに早くも15時43分!

昼起きたらご飯が出てくる。ご飯を食べると眠くなるので、また寝て、次起きたらおやつが出てくる。また寝るとお寿司がもらえるんだろう(さっき父が買ってきたのを見た)何だこの赤ちゃん状態は…

野菜を買ってきたり、皿を洗ったり、栄養バランスを考えて食事を彼氏と分担して作ったりしていたのは疲れるけど、生活を自ら回している感覚があってメンタルに良かったな。

いくら赤ちゃんとはいえちょっと散歩くらいはするかなーと思ったけれど、28日の仕事の後、名古屋から下北沢まで行って友人のライブを見に行き、次の日は渋谷にゴーストワールドを見に行って無茶苦茶道に迷い工事してるBunkamuraに行って映画がやってないよーと全周を二周くらいうろうろしてパニックに、その後場所間違えてると知って半泣きでたどり着いた、ということがあったので動こうにも動けない。

体が寝ろ!止まれ!言っている状態だ〜。本でも読もうかしら…

 

2024/01/01 帰省はつまらない

実家でダラダラするのがつまらなすぎて病んできて、気分転換に散歩に行ったものの、公園に出かけたら、わたしこの土地にいたら少しずつ弱って死ぬな、という唐突な死の予感がきて、ある日急にプツッと消えたくなかったら、この土地にあまり帰ってくるのはやめようと思った。

平常心に戻ろうとして、慣れないPayPay払いで自販機のあたたかいカフェオレを買って飲んで落ち着こうとしたが、汗はかくわカフェインでバクバクするわで逆効果。

彼氏にLINEで「電話をかざすと自販機からコーヒーが出てくるなんて変だ」と言ったら

「ペットボトルのコーヒーを買いに行くのに親に車出してもらった、何ちゅう不便な場所だ」と返信が来た。

「家の飲めよ」と送ったら「ペットボトルのコーヒーが本物のコーヒーという気がする」というので、何だこいつはと思いつつ、確かに飲みやすくはある…と思った。「私はカルディの試飲のホットコーヒーがこの世で1番美味いと思っている」と返信。

早く会社に始まって欲しい。家事やりたい。愛知に帰って彼氏とどうでもいいことでゲラゲラ笑いたい。友達と集まって焚き火をしたい。

 

2024/01/01その2

歌舞伎町文学賞一次選考通過

ダメ元で送った「風俗で働いてますよ日記」という日記体の嘘日記小説が歌舞伎町文学賞の一次選考に残っていた。

1639編応募で一次は330編だというから二次選考には全然進めない可能性がかなりあるけど、それで食えるかとかではないにしても、趣味のブログでも何でも何かしら書いて生きていきたいから、なんかの賞貰えたらいいなぁ…。箔がつく。自信がつく。

ただ、大森靖子(よく聴く)と高橋源一郎(たまに読む)が審査員だというから応募したのに、応募した後に宮台真司(嫌い)が急に3人めの審査員として現れたのはちょっとな。

宮台(昔は読んでた)にボロカス言われるのも嫌だし、でも褒められてももっと嫌だし、せっかく書いたから引っ込めるのも嫌だし、やり方がフェアじゃない!

それから、私は実際に歌舞伎町の風俗で働いていたことがあるとはいえ、2年くらい風俗の仕事をしていないので、リアルタイムの日記っぽく書いてて感じ悪い気もする。

今働いてる人に読ませられるかというと、これは真に迫るよう拵えてはあってもあくまでフィクションなので真面目には読んでくれるなというような複雑な気持ちになる。今の私が考えてないことも日記のように書いてある。

元々、人に見せられないような日記があって、それを粉々の切れ切れにして、分解し、リライトしたものを小説にしたから、ほんとうも入っているが、

本当に傷ついたり戦ったりしている真っ最中に書いたものを求めているような賞の雰囲気に嫌なものを感じていたから、私を売るのではなく虚実入り乱れた、あくまで表現で騙してやろうという気持ちがある。