名前氏のブログ

日々の記録

この世の人間のうち、好きになれる人なんてごくわずか

朝は寝ぼけてベッドから落ちた。

下の方の話題でトランス差別的発言と性暴力の軽視に触れてるのであまり読みたくないと思ったら無理しないでください。

寒すぎて室内なのに手がキンキンになるし、足はこたつでガンガン熱されるしで、手で足を冷やしたら手も足によって熱されて、熱が中和されたが、なんか気持ち悪くなって布団に移動した。

フレドリックブラウンの火星人ゴーホームKindleでダウンロードしたから読もうと思ったのに、ついつい1日外出録ハンチョウの四巻を全部読んでしまい、もう寝る時間になってしまった。

ハンチョウを読み返して、悲惨な地下労働があっても、休日は人生を嘆いたりせず淡々と目の前のことを楽しんでいて、この感じを私も会得したいと思った。まあ大槻たちは地下の賭博でイカサマやって巻き上げた金で遊んでるんだけどね。

仕事に行くとへとへとに疲れ切ってしまい、本が読めない。好きな津村記久子がフレドリックブラウンを推薦してて、タイトルが面白そう(『さあ、気ちがいになりなさい』とか)なので読みたいと思ったのに。

今日はコロナの症状が後遺症っぽいのを除いて消えたから、11日から休んでいたけれど、久しぶりに仕事に行った 。

コロナの話題になって、上司がその場にいない人のコロナの後遺症について、本人にはいえないけど記憶障害だったのか仕事に支障が出てたと話していた。

口調にバカにしたようなニュアンスがあったのが気になった 。

その場では半笑いで黙ってしまったけど、私もコロナにかかったあと、言葉が出なかったり頭がぼんやりするなど変な症状が出ているのもあるし、不愉快だった 。仕事場に馴染めないけど、こんなところに馴染んだら人間終わりだし、適応しないのも場所によっては(というかこの国の多くの場所では)美徳では、とさえ思った。通ってるカウンセリングで、社会適応してる部分だけ拾って褒められるのがだんだん苦痛になってきた 。

仕事を通してろくでもない人ともそれなりに揉めずにやっていける力は身についたけど、そのことを私はそんなにすばらしいことだと思っていない。

必要に迫られてという感じなのでおだてられても。

夜ご飯と酒のために焼き鳥屋に行ったら、隣の勤め人と思しき四人組が大学にどういうおもろいやつがいたかみたいな話題で盛り上がっており、女の尻を触る男がいたとか、「性転換」したやつがいたとか言ってて、ドン引きした。
店を出た後彼氏に「地獄だ!!!」と言ったら、日本のマジョリティなんてあんなもんよ、と言われた
。世の中に好きになれる人なんてすごく少なくて、ほとんどは救いようのないクズだ。悲観とかではなくそういうものなのかも。

日記(コロナ陽性判明後2週間経った)

コロナ陽性になって二週間、昨日は仕事休んだけど今日は症状もないし、完全に家に飽きたので、外に出た。
動画を見てネットを見て本を読んでの繰り返しは私には一週間が限度だと思った。飽きた。

感染後一週間までは、転んでもただでは起きない、せっかく仕事がないんだからと毎日長編小説を1冊か2冊読んでいたけれど、それ以降ゼロ。

どんなに面白い本とわかっている本が目の前にあっても、なんの意欲も湧かなくなってしまった。一冊に飽きたなら別の一冊を手に取ればいいけれど、本を読むこと自体に飽きたら外に出るしかない。

今日は雪が降る中、自転車で駅まで行って電車に乗って、隣の市の図書館に行って延滞していた本を返して「ずいぶん久しぶりに来てくれたんですね」と図書館員さんに言われつつ、また7冊借りて、リサイクル図書を2冊もらい、ベーグルかじりながら商店街を散歩して、駅の書店を見た。

本に飽きても貧乏だし暇だし結局図書館に足が向いてしまう。

帰りの電車で本読みながら帰ってきた。

駅から帰る途中、スーパーでトイレットペーパーと2リットルのお茶だけ買った。

コロナに感染していた

コロナに感染していたことが判明。
土曜日に病院に行ったけれど、抗原検査代が四千円と言われて、喉痛いだけなのにそんなに払えないと思いトローチとたんを出す薬だけもらって帰ってきた。ヘルパーさんが来るのは念のため断った。
日曜になって熱が出たので家に篭った。

38度まで熱が上がり、レトルトカレーを食べたら変に苦くて、やばいかもと思った。
昨日病院に問い合わせたら、前回も医療証を提出していたから本来は検査は無料だったことがわかり、病院のミスで4,000円と言う間違った額を教えられてたことがわかった。

改めて病院に行って検査を受けたらコロナ陽性だった。
土曜日に検査ためらったからコロナだってわかんなくて感染対策を取ってなくて、同居の彼氏に高確率でうつしたという内容の苦情を言って帰ってきた。

苦情を言ったら流石に謝っていたが、言わなければスルーされるところだった。

ちなみに苦情を言う時気合いが入るようにヒョウ柄のフェイクファーのロングコートを着ていった。

オラついて見えるから何…コロナの時くらいじっとしてろ、ネタに走るな。

会社に金曜まで行けませんと連絡をした。4回出勤できないので収入に大打撃。

ないものがあったら家のドアにかけとくから言ってね、と上司が親切にも言ってくれた。

でも会社で誰もマスクをしないし会社で感染した可能性も結構高いので複雑な心境だ。

今は喉に違和感がある以外症状がないので、余裕がなくて読めていなかった長めの小説をドカドカ読んで自宅待機している。

ワクチン5、6回打ってるからか症状が軽く済んでるのは不幸中の幸い。

カネ日記2(本に微散財)


桜庭一樹『AD2015隔離都市: ロンリネス・ガーディアン』古本600円

金原ひとみマザーズ』Kindle800円くらい

計1400円

 


・昨日はパフェに、今日は本に1500円くらい使った。一日に1500円使うと月に45000円なくなるということに愕然とする。

・一日中38度の熱を出してずっと家にいたのでお金を使わなくていいなーと思っていた。

・彼氏が買ってきてくれたウイダー的なものと彼氏が作ってくれた雑炊を食べて洗濯と図書館への延滞本の返却をお願いし、ポカリやじゃがりこを買ってもらったりした。延滞本の捜索も手伝ってもらったが、一冊出てこず。

弟にその話をしたら彼氏めっちゃいい人じゃんと。私もそう思うよ…。

・午後は一人で横になってSpotifyスピッツの1stを聴いたり佐藤愛子の『晩鐘』を読みきったりして充実していた。

・しかし、夜暇になって、ふと、桜庭一樹の小説やエッセイをずっと読んでるのにデビュー作を読んだことないな、とか金原ひとみマザーズ大学時代に読んでめちゃくちゃ面白かったからまた読みたいとか、余計なことを考えて、ネットの古本屋とKindleストアで微散財。

・お前実家からどんだけ本を持って帰ってきたと思って…セールで買った鉄鍋のジャンも全然読めてないし(読まんでもいいけど)Kindle Unlimitedの大江健三郎とか本当に読むのか?

カネ日記 (金なし、暇あり、持病ありの毎日である。)

 

2024/01/13  約1400円

・1400円でパフェとコーヒー

・喉が痛いので低所得者はタダだと思って病院に抗原検査を受けに行ったら4,000円だと言われ、不安だったけど検査を受けるのをやめた。トローチと風邪薬をタダでもらった。(医療証というのがあるとタダ)。釈然としないので月曜日になったら市役所に電話をかけて本当に4,000円も払わないといけないのか訊くことにする。

・金は障害年金とパート代で月十万、うち一万を貯金、うち三万を生活費にあてる。パフェにもライブにもラーメンにも本屋にも美容院にもスーパー銭湯にもギター教室にも行きたい、結果秒で六万は消える。今後のテーマは親にたかることを躊躇しないこと。

・彼氏も障害者雇用非正規なので一方的にもたれず互助でやっていく。

・週3日3時間パートで働いているだけなので暇な日が発生する。そういう日はただひたすら暗いことばっか考えて不安になる。なんもできん。寝ている。

・家事とギターとネットと読書と通院、カウンセリングなどで意外とあっという間に時間が過ぎるしエネルギーも消耗する。

・持病は双極性障害一型という精神疾患である。

私の場合は脳内が忙しくて集中力が続かなかったり、本が読みづらかったりする。酷いと映像も漫画も頭に入らない。体がめちゃくちゃ疲れやすいのも困る。動けん。

・国にはギリギリセーフで生存できるだけの今の額ではなくフツーに楽しく生きられる年金をよこせと言いたいが望みは薄い。

・両親はまだ働いているし、父などは最近150万のギターを友達から50万で譲ってもらったなどとガバガバなことを言っていたので、むしったろ…という決意を新たにした。

パートは去年週四日六時間働いていたら半年でぴくりとも動けなくなって5ヶ月間激鬱かつ休職で丸まって過ごすハメになったので、時間数をめちゃくちゃ減らして週三日三時間勤務になった。

それすら休みがちなので、まだまだ双極は治っていない。疲れやすいし、かなり体調が悪い。キャリア形成どころじゃない。

 

 

エレキギターがはじまる


1月9日からエレキギター教室が始まるのだが、残念なことにだんだんとギターを始めるのが憂鬱になってきている。

チューナーを買ってチューニングしてたら、一オクターブ間違って合わせたことで弦を切ってしまった。それはいいけど、弦を張ってもらいに楽器屋行く途中でバスを乗り間違えて何もない場所に着いてボーゼンとし、30分ギター背負って楽器屋まであるくなど、ギターの前にうまく人間をやれてない。

せっかく友達がギターをくれて、ギタリストの友達はギターのことでわからないことがあったら教えてくれると言ってくれて、ギター教室になけなしの二万円(入会金と月謝)を納めてきたのに、全て投げ出してバックれたくなってきている。

多分期待と不安がないまぜになって緊張しているだけだ。初めてのことをやるのは勇気がいる!気楽に!(むり)

友達が、挫折したとしてもまたやりたくなったらやればいいと言ってくれたのをお守りにする…

 


以下、不安とそれを打ち消す心の声

 


①チューニングとか弦を張るのとかで手こずった挙句めんどくさくなって一曲も弾けずにいつのまにか老人になって死ぬのではないか。

(それならそれでもいいからチャレンジを恐れるな〜リライトくらい弾いてから死ぬのを目標に!)

黒柳徹子だって中年だか老人になってからピアノを始めていたから、と思ってかなり心の支えにしてきた。でも徹子はピアノだからいいけど30になってギターを弾き始めるのはよくわからないけどロックじゃないんじゃないか。

(人生の最初の方はセックスとバイオレンスと精神病で忙しかったのでロックに遅れましたと言い訳すれば多分みんな許してくれる。)

③そもそも私なんて見た目も所帯染みてブサイクだし腰もいわしてるしギター持っていいのか。

(腰はいわしてないかもしれないけどサンボマスターだってギター持ってるから大丈夫)

④つうか月収十万でギター教室に月一万円かけて大丈夫か。(それは全然大丈夫じゃないから親に借金して借りパクするしかない。親にはわたしではなく働いてるのにそんな額しかよこさない会社を恨めと言う。)

⑤父が長年アコースティックギターを習っているので、私も練習続くかなー、と訊いて、それとなく励ましてくれるのを期待していたら、妙にはっきりと「続かないと思う。」と言われた。

(あのおっさんは私より先に死ぬから水に流して、聞かなかったことにしよう。)

⑥小説とかエッセイとかを書いている。ブログもカウントしたら10年以上だし、ギター教室行くよりカルチャースクールの文章講座行く方が向いてない?と人から言われてグラグラした

(ごちゃごちゃ考えないで、暇なんだから両方行け。両方できる中島らもとか町田康みたいな感じになろうよ!)

⑦多動だし、精神病だし、30分もじっとしてられないが、そもそも教則本とかできるのだろうか

(いっぱいそういうミュージシャンいるから多分平気だ)

⑧そもそもリチウム飲んでるから手が震えているが、物理的にギター弾けるのかな

ニルヴァーナみがあってヨシ!)

 

暇になると鬱になる・帰省はつまらない・歌舞伎町文学賞一次選考通過

2023/12/31

暇になると鬱になる。動いて動いて動き続けないと鬱になってしまうので、前世は止まると死ぬ系の魚だったと思う。

実家は暇だ。暇は鬱を呼び、鬱は不安を呼び、抗不安薬を飲んだりしている。父親と母親とこたつに入ってNHK映像の世紀ビートルズの録画を見て、一昨日見に行ったゴーストワールドのパンフをパラパラ読んで、後は何もしてないのに早くも15時43分!

昼起きたらご飯が出てくる。ご飯を食べると眠くなるので、また寝て、次起きたらおやつが出てくる。また寝るとお寿司がもらえるんだろう(さっき父が買ってきたのを見た)何だこの赤ちゃん状態は…

野菜を買ってきたり、皿を洗ったり、栄養バランスを考えて食事を彼氏と分担して作ったりしていたのは疲れるけど、生活を自ら回している感覚があってメンタルに良かったな。

いくら赤ちゃんとはいえちょっと散歩くらいはするかなーと思ったけれど、28日の仕事の後、名古屋から下北沢まで行って友人のライブを見に行き、次の日は渋谷にゴーストワールドを見に行って無茶苦茶道に迷い工事してるBunkamuraに行って映画がやってないよーと全周を二周くらいうろうろしてパニックに、その後場所間違えてると知って半泣きでたどり着いた、ということがあったので動こうにも動けない。

体が寝ろ!止まれ!言っている状態だ〜。本でも読もうかしら…

 

2024/01/01 帰省はつまらない

実家でダラダラするのがつまらなすぎて病んできて、気分転換に散歩に行ったものの、公園に出かけたら、わたしこの土地にいたら少しずつ弱って死ぬな、という唐突な死の予感がきて、ある日急にプツッと消えたくなかったら、この土地にあまり帰ってくるのはやめようと思った。

平常心に戻ろうとして、慣れないPayPay払いで自販機のあたたかいカフェオレを買って飲んで落ち着こうとしたが、汗はかくわカフェインでバクバクするわで逆効果。

彼氏にLINEで「電話をかざすと自販機からコーヒーが出てくるなんて変だ」と言ったら

「ペットボトルのコーヒーを買いに行くのに親に車出してもらった、何ちゅう不便な場所だ」と返信が来た。

「家の飲めよ」と送ったら「ペットボトルのコーヒーが本物のコーヒーという気がする」というので、何だこいつはと思いつつ、確かに飲みやすくはある…と思った。「私はカルディの試飲のホットコーヒーがこの世で1番美味いと思っている」と返信。

早く会社に始まって欲しい。家事やりたい。愛知に帰って彼氏とどうでもいいことでゲラゲラ笑いたい。友達と集まって焚き火をしたい。

 

2024/01/01その2

歌舞伎町文学賞一次選考通過

ダメ元で送った「風俗で働いてますよ日記」という日記体の嘘日記小説が歌舞伎町文学賞の一次選考に残っていた。

1639編応募で一次は330編だというから二次選考には全然進めない可能性がかなりあるけど、それで食えるかとかではないにしても、趣味のブログでも何でも何かしら書いて生きていきたいから、なんかの賞貰えたらいいなぁ…。箔がつく。自信がつく。

ただ、大森靖子(よく聴く)と高橋源一郎(たまに読む)が審査員だというから応募したのに、応募した後に宮台真司(嫌い)が急に3人めの審査員として現れたのはちょっとな。

宮台(昔は読んでた)にボロカス言われるのも嫌だし、でも褒められてももっと嫌だし、せっかく書いたから引っ込めるのも嫌だし、やり方がフェアじゃない!

それから、私は実際に歌舞伎町の風俗で働いていたことがあるとはいえ、2年くらい風俗の仕事をしていないので、リアルタイムの日記っぽく書いてて感じ悪い気もする。

今働いてる人に読ませられるかというと、これは真に迫るよう拵えてはあってもあくまでフィクションなので真面目には読んでくれるなというような複雑な気持ちになる。今の私が考えてないことも日記のように書いてある。

元々、人に見せられないような日記があって、それを粉々の切れ切れにして、分解し、リライトしたものを小説にしたから、ほんとうも入っているが、

本当に傷ついたり戦ったりしている真っ最中に書いたものを求めているような賞の雰囲気に嫌なものを感じていたから、私を売るのではなく虚実入り乱れた、あくまで表現で騙してやろうという気持ちがある。