エレキギターがはじまる
1月9日からエレキギター教室が始まるのだが、残念なことにだんだんとギターを始めるのが憂鬱になってきている。
チューナーを買ってチューニングしてたら、一オクターブ間違って合わせたことで弦を切ってしまった。それはいいけど、弦を張ってもらいに楽器屋行く途中でバスを乗り間違えて何もない場所に着いてボーゼンとし、30分ギター背負って楽器屋まであるくなど、ギターの前にうまく人間をやれてない。
せっかく友達がギターをくれて、ギタリストの友達はギターのことでわからないことがあったら教えてくれると言ってくれて、ギター教室になけなしの二万円(入会金と月謝)を納めてきたのに、全て投げ出してバックれたくなってきている。
多分期待と不安がないまぜになって緊張しているだけだ。初めてのことをやるのは勇気がいる!気楽に!(むり)
友達が、挫折したとしてもまたやりたくなったらやればいいと言ってくれたのをお守りにする…
以下、不安とそれを打ち消す心の声
①チューニングとか弦を張るのとかで手こずった挙句めんどくさくなって一曲も弾けずにいつのまにか老人になって死ぬのではないか。
(それならそれでもいいからチャレンジを恐れるな〜リライトくらい弾いてから死ぬのを目標に!)
②黒柳徹子だって中年だか老人になってからピアノを始めていたから、と思ってかなり心の支えにしてきた。でも徹子はピアノだからいいけど30になってギターを弾き始めるのはよくわからないけどロックじゃないんじゃないか。
(人生の最初の方はセックスとバイオレンスと精神病で忙しかったのでロックに遅れましたと言い訳すれば多分みんな許してくれる。)
③そもそも私なんて見た目も所帯染みてブサイクだし腰もいわしてるしギター持っていいのか。
(腰はいわしてないかもしれないけどサンボマスターだってギター持ってるから大丈夫)
④つうか月収十万でギター教室に月一万円かけて大丈夫か。(それは全然大丈夫じゃないから親に借金して借りパクするしかない。親にはわたしではなく働いてるのにそんな額しかよこさない会社を恨めと言う。)
⑤父が長年アコースティックギターを習っているので、私も練習続くかなー、と訊いて、それとなく励ましてくれるのを期待していたら、妙にはっきりと「続かないと思う。」と言われた。
(あのおっさんは私より先に死ぬから水に流して、聞かなかったことにしよう。)
⑥小説とかエッセイとかを書いている。ブログもカウントしたら10年以上だし、ギター教室行くよりカルチャースクールの文章講座行く方が向いてない?と人から言われてグラグラした
(ごちゃごちゃ考えないで、暇なんだから両方行け。両方できる中島らもとか町田康みたいな感じになろうよ!)
⑦多動だし、精神病だし、30分もじっとしてられないが、そもそも教則本とかできるのだろうか
(いっぱいそういうミュージシャンいるから多分平気だ)
⑧そもそもリチウム飲んでるから手が震えているが、物理的にギター弾けるのかな
(ニルヴァーナみがあってヨシ!)