名前氏のブログ

日々の記録

休職直前日記(8月31日〜10月?日)

2022831日(水)

 

 ここ半年シングルベッドで彼氏と寝ていたが、夢とお前抱いてたどころではなく、普通に体が痛いし寝返りが打てないし落ち着かない。

 つんくてめえ嘘じゃねえか(何が)とごろ寝マットを近所のしまむらのパチモンみたいな店のセールで1500円で買ってきて、キッチンに敷いて寝ている。

 敷布団がわりにはなるのだろうか?ペラペラでなんとも半端な代物。結局体痛いし。

 それから、少し前のことにはなるが、会社の上司から、「勤務時間が障害者雇用助成金ラインを下回っても、体調優先にして時短で働いていい」と言われた。

 すごくいい上司だけど、ハゲネタとホモネタ言うのがすごく残念。

 この日記は床に横たわってグデーってなりながら書いているのだが、もうそろそろ元気なさすぎて書けねえ。風呂は今日も入れない(ということは昨日も)。

 明日の朝シャワー浴びて出勤する。

 

 明日は出勤する支社の近くのトンカツ屋でお昼を食べようと思うのだが、トンカツ定食550円なのはいいんだけど、以前行った時に「ランチ」というメニューがあったから、店主に「ランチの内容はなんですか?」とたずねたら、「うちは今どきの洒落た店じゃないんじゃ!」と不条理なキレ方をされたということがあった。

 でも理不尽すぎて逆に興味が湧いて、「じゃあランチください」と頼んだら、5分くらいあとになって「ご注文は?」と訊かれて、ランチって言ったじゃねーかと思いつつ「ランチで」と頼んだら、店主の奥さんであろう女性から「わかりづらい!」と怒られた。

 コミュニケーション不可能な店なので、トンカツ定食以外を頼むとトラブルの元なのはわかっているが、明日はオムライスを頼んでみよう。

 これはバトルだ。ちなみにランチは卵焼きと肉野菜炒めだった。普通。

 

91日(木)

オムライス食べに行くのやめて、会社の昼休みにちょっと家に帰ってアイスとサンドイッチを食べた。当然ながらものすごく会社に戻るのがだるかった。

 会社には23人マスクしないで働いている人がいて、感染者が出た支店なのになんでそんなに危機感がないんだよ。

 私は別の支店から手伝いに来ているパートという立場なので、強く出られず、上司に注意して!とメールで頼んだけど、これから週に何回かはここに来るのに逆恨みとかされないといいなぁ。

 最悪ついでにずっと有線でJ-POPかかってるのがきつい。洋楽ヒットチャートだったのに今週から日本のアイドル中心になってしまった。

 私しかいない時は止めてもらえないかと相談したが、ダメで、(なんで?)他にも会議の声とかもでかくて、作業中すごいストレスで、マスクしてない奴らの下でこんなにまじめに働きたくない!とイヤホンで音楽聴いたりトイレでスマホをいじったりしていた。

大体事務で雇われてるのに、障害者雇用だから単純作業やらせとけ、みたいなのはちょっと

6時間ずっと箱組み立てたりシール貼ったりするのは普通に辛い。

前の主治医から「せっかく高学歴なんだから頭を使う仕事についてください。レジとか倉庫とかは頭悪い人がやればいいから」と言われたのを思い出した。ドン引きしたけど、精神障害って医師の言う「頭悪い人」のポジションを引き受けさせられやすいような。

つまんなくてスキルもつかなくて単調な仕事は頭悪い人にやらせようとか精神障害者にやらせようとか差別的なことばっか考えてないで、みんなで分担すれば良くね?

まあ、そういうことにはならないんだろうけど。

早くこの会社出よう。もっと待遇のいいところに移れるように体調整えて、職歴つけよ。

 

9月?日

動けないのに心身を無理に引きずれと指令が出ておりまして、って誰から?

会社から?そんな会社やめればいいじゃん、年金あんじゃん。

社会から?労働がえらいなんて圧力シカトしてしまえばいい。

 

9月?日

ひと月9,000円の快適食生活という本を読み、鰹節を自分で削ると超おいしいと読んだので創業160年だという乾物屋に行った。かんな箱は買うつもりなので本節一本くださいって言ったら、かんな箱買うって本当に決心したらもう一回来てくださいと若旦那っぽい人に言われた。

メルカリで1300円だった中古のかんな箱買ってもう一回行ったら、「絶対こういうの(質が悪いの)買ってくると思ってましたよ。」ってため息つかれて、3千円くらいで錆を取って紙を挟んでどうにか使える状態にしてあげるからあずけていきななさいと言ってもらった。

ピーラーで削れねえかなははとか言ってたのに、だんだん本格的になっていき、修行の旅みたいになってきている。

 

9月?日

何も書けない。私の場合書けたり話せたりすることがいいこととは限らず、むしろ書くことないしネタもない、笑えることも思いつかないというつまらない人間でいる時の方が生きているのが楽なことが多い。ただ今は例外的に、つまらない人間なのに別にこれ楽じゃないという微妙な状態になっている。

9月15日(木)

 

 死ぬー!!疲れた!飽きた!つらい!

目がァ!(眼精疲労)などとわめきながらチャリで帰ってきた。

 社長とか役員が使うミーティングとかレクリエーションのための施設のフォークやスプーンを台紙から外して引き出しにしまったり、皿の下に紙を敷いたり(一体なんの意味が)してきた。

 飲み物とか食べ物の賞味期限が切れたら下っ端の私がもらえるのだが、今日は何ももらえず残念(貧乏)。

 会社の給料が安い。960円は泣く。1時間働いてもマスカラ一本買えないのはおかしい。

 思ったことを全部書きたいが、目が辛くて、斜視でピント合わすのに人より多く筋肉使ってるから余計辛くて、泣く。書けないし、読めないし。

 

9月?日

 

「書けて読める仕事の人は羨ましい。仕事中に書いたり読んだりする能力を伸ばせてどんどん成長できる、それに比べて文筆や編集に関係ない仕事に就いてしまうと、語学力も消えるし学ぶ時間も取れないし、本も読めないしどんどん賃労働に人生を乗っ取られて無駄に過ごす羽目になる。」

この考えをずっと持ってきたけれど、半分本当だけど半分嘘な気がしている。

 今いる業界のことは全く知らなかったし、文化が違う!(ヒストリエ )みたいになっているけれど、自分と同じ文化圏の人とだけいると見えないものが見られていると感じる。

 情報量や知ることの多さ、ネタになることの多さは割とあると思う。ほかのみんなは何を思って働いているんだろう。

 

10月?日

 

誰か助けての謎

私は独り言魔でいつもブツブツ何かを1人で喋ってるのだが、最近言う頻度が高い独り言はズバリ「誰か助けて」だ。

風呂場で、会社のトイレで、通勤のチャリで、気付けばそう呟いたり、時には叫んだりしている。

そんな独り言言ってるということは、私は誰かに助けてほしいのか?否。具体的な誰かに助けてもらうイメージは全く抱けてはいない。誰か、も助かる、も謎だ。

助かるとはどういうことか。何から助かりたいのか。誰かに助けてもらうとはどういうことか。誰かとは誰か、人なのか制度なのか思想なのかなんなのか。

なんでこんなことを口走るのか、それはなんとなくわかっていてこんな場所で生きてることが怖いからに違いない。

おそらくあと一週間ほどは全てが謎に包まれた「誰か助けて」をダラダラ口からこぼし、飽きてまた別の独り言ブームがやってくる。きっとまたろくなことは言わない。

 

 

※これを最後に日記どころじゃなくなり、躁鬱の鬱でドクターストップ、一ヶ月の休職に入るのであった…つづく。