8月1日(月)
友人のことでショックなことがあり、抜け殻のような状態で仕事に行き、ゴミのようなクオリティの仕事をして(紙折り機に紙をまともにセットできなくてぐちゃぐちゃにして詰まらせたり)、亡霊のような状態で退勤。
吉野家で牛丼並を食い、スーパー銭湯に来て、途中寄ったスーパーで買った酒(カンパリ)と自販で買った不二家ネクターをスーパー銭湯のトイレで水筒にぶちこみ調合したものを飲みながら、現在大浴場の前のロビーの机でこれを書いている。良い子は(良い大人も)真似をしてはいけません。
ヤケ酒、ヤケ風呂、ヤケ漫画ということで、このあと漫喫に行きます。今の心境は「助けてくださーい」だ。
思うのは、一人で大人しく続けようと思って始めた日記を1週間で耐えきれなくなりブログで公開してしまうのは弱さから来る行動だということだ。自分だけで考えを心にしまっておけず、ブログは続いても日記は続かない。
で、今日はただただ苦しくて書きたいことがうまく浮かばない。メンヘラ同士の友情は時に苦しいとだけ。
追記
夜になって友人から無事だと連絡が来たのでホッとして、さらに酒を飲みながら漫喫でポーの一族を読み、その後爆睡。明け方家へ帰り再び寝る。
(服装→
黒ハイネックTシャツ、ベージュのパンツ)
8月2日(火)
仕事が休みだったので、ドーナツ持って友人のお見舞いに行った。友人の家の猫が触らせてくれて嬉しかった。
クソ暑い中5時間くらい外出していたので激しく疲労、自分を労うためにドラッグストアでネイル2本(白と透明ホログラム)とポンジューススパークリングを買った。カンパリポンジュースしにして飲むのだ。俺カンパリましたよねという下らなダジャレを思いつく。疲れすぎだろ。
夕方カウンセリングを受け、友達のことまで手が回るようになったなら進歩だと言われた。たしかに自分のことで手一杯で友達の人生のことどころじゃないのが常だったかも。
ネイル塗ったけど全然乾かず、ホログラムも全然くっつかず、ちゃんと乾いてないのに乾かすのに飽きて髪の毛にドライヤーし始めたら左手の大部分の爪がグチャァってなりやがったが自業自得だ。
実家からは段ボールで本を送ってもらい、メルカリで桐野夏生原作、森園みるく作画『キアラ』を買い(彼氏曰くギャグではなく真剣に『パタリロ』をやってるみたいな漫画)、Amazonで椎名うみ『崖際のワルツ』を買ったので読むものが大量にある。
本棚を最近買ったばかりなので詰めよう。そして読もう。
(服装→白ビッグTシャツ、黒ワイドパンツ
汗をかいたので途中から赤ボーダーTシャツ、黒ストレートパンツ)
8月3日(水)
朝:朝から腹を下している。正露丸飲んだけど、こんな腹で会社行きたくない。というか、腹がどうであろうと会社には行きたくない。疲れた。行くが。
夕方:帰宅。外が暑すぎて会社に着いて検温したら37.3度あり、上司に伝えたら、更衣室で5分くらい涼んでからもう一回測って、と言われてその通りにしたら平熱になった。今度から家で体温測ってから出よう。
今熱あったらコロナの可能性高いし、すごく大変だけど、そんなのどうでもよくなるくらい今日は仕事したくなかったので(どんだけ仕事したくないんだ)、つい帰れなくて残念だと思ってしまった。
だがラッキーなことに、家で余ったからと上司からそうめんを4食分もらえるということがあり、テンションが上がった。ブチ上がった。というわけで、今日はもらったそうめんが夜ご飯。
実家から積読をたくさん送ってもらったのにどうも読む気になれず、津村記久子『やりなおし世界文学』やら穂村弘の『図書館の外は嵐』やら皆川博子『彗星図書館』やら面白い本のカタログ本みたいなのをパラパラめくっている。
また読めもしない量の読みたい本が増えていく。でも読んでいない面白そうな本がこの世にはまだまだたくさんあるというのは、生きる理由の一つとして私にとっては割と大きい気がする。
本をたくさん読んで、賢くなって、世界のなるべく深くて遠いところまで行きたいと思いすぎて、心身共に調子が悪くて本を読むどころじゃないのに本を買って自分を追い詰めて、ということをここ数年ずっと続けていたが、最近やめた。
それをとことんまでやり続けて亡くなった二階堂奥歯のことを知った影響もあると思う。
今は、自分と言葉の関係をより良いものにしたいし、本や言葉や書くことや読むことを、自分を追い詰めるものから、味方に変えていきたいと思う。
よく思うことだけれど、世間でなんとなくイメージされているより、読書や言葉にまつわる行為は恐ろしいものだと私は思う。読書はいいことだと疑わずに、子供や若者に読書で心を養えとかいう人のことを信用できない。齋藤孝がベストセラーとか聞くとゾッとする。
本を読むことは自分が変形させられる体験だし、どこに連れて行かれてどう変えられてしまうのか、自分では決められないしわからない。当然、ひどく傷付けられることだってある。
かつてある作家が、人が自殺するような力を持った本を書きたいと言っていて、その人の発言も作風も今ではだいぶ世界を肯定することを肯定するものに変わったけれど、そのベクトルの本は間違いなくある。で、すごく魅力的だったりする。
以前から読みたかった大島弓子『綿の国星』を全巻買った。椎名うみ『青野くんに触りたいから死にたい』4周目を読み、村田沙耶香の『私が食べた本』という本のカタログ本もちょっと読んだ。桐野夏生と松浦理英子の本の評が入ってて得した。
(服装→紫サマーニット、黒ストレートパンツ)
8月4日(木)
昨日はそうめん茹でてたら突如この世のものとは思えないほどのダルさに襲われ途中で彼氏にバトンタッチし、そうめん茹でる続きと野菜炒め作りをやってもらった。さらに洗濯物も任せてしまい、ご飯食べて風呂歯磨き服薬全て放棄し、8時に寝た。
小学校低学年の頃、「コナン君(名探偵コナン)のアニメが終わったら寝る」ルールが家にあったが、それよりも早い。10時間睡眠。
プール行けたら行こうなどと思っていたし本読めたら読もうなどと思っていたが全てが無理だった。
ところで読みたい本がありすぎるあまり、読みかけで止まってる本が常時15冊くらいあり、まあ適当に読み散らかしとけとも思うが、ちょっと悩む。
この世には必要な知識だけ仕入れることさえできればつまみ食いでもいい本というのもあると思うが、小説ってなかなかそういうのなくて、私が読み散らかしてる8割は小説なので、微妙。
(服装→パワショルダーの黒ブラウス、白のベルト付きワイドパンツ)
8月5日(金)
もう何もできん。メンがヘラっており、体も限界。プールも全然行けてないし解約を検討したい。
会社で200件くらいある客のリストを渡され、項目別に分類して数を数えてやりとりした金額を電卓で足していって合うか試すという地味で地道にやらないといけない仕事をしてきて、トイレでサボりながら白目剥いてしまうくらい疲れた。
障害者雇用、社内ニートになる場合も多いとネットでよく聞くし、仕事もらえてるだけマシなのかもしれないが、忙しすぎてつらい。
コーヒー無駄に何回も注ぎに行き、飲み、その結果トイレに無駄に何回も行く、という方法でサボってはいる。多分バレている。
週4日6時間勤務という舐めた労働時間でこんなに瀕死だということは、クローズフルタイム雇用とかやってたら即死だったな。障害者雇用にしてよかった。
ところで社長がいつも自分が外出する時に冷房の温度を上げていく(節約のため?)ことが嫌がらせにしか思えない、という話題でみんなで盛り上がった。
あと、会社に来たお中元をみんなで山分けし、ビール2本、ジュースとコーヒー、お菓子などをもらって帰ってきた。今の会社はもらえるものが多くて嬉しい。ビールをレッドアイにして飲むべく、彼氏にトマトジュース買ってきてもらった。
というかついにお盆休みだー!休むぞー!やったー。
(服装→黒ブラウス、白スカート
疲れてるとモノトーンばっかになることが判明した1週間だった。ほぼ毎日黒と白を組み合わせている。)