名前氏のブログ

日々の記録

調子わるわる(過去日記大放出③)

2024/08/30 ねむねむねむい
朝起きて、ぷちっとうどん明太子を食べて、また寝た。昼また起きて、もやしを一袋入れたまぜそばを食べて、さらに寝た。
 次に起きたら仕事に行く時間だった。異様に眠いので仕事に行っても使い物にならないだろう、だいたい仕事は昨日終わらせたし、行けば何かあるかもしれないけどとにかく私は眠いんだ…などと思いながら「体調不良のため休みます」と連絡。
 その後5時までぶっ続けで寝る。昨日の夜も眠剤は飲んでないし、頓服はザラザラガブガブ飲んでいるけど普段そんなことで眠くならないし、自分が謎。
低気圧?生理前?冬眠?
 目覚めたあとなぜか実家のガラスをハンマーで割る物騒なイメージが脳内で繰り広げられ、気が休まらないというかもはや叫び出しそうなので過食すべくスーパーへ行き、300円のパック寿司と250円のたこ焼きを買って台風のニュースを見ながら食べた。
 過食と刺激の強い映像で実家を破壊するイメージは消えたけど、台風怖いし別の病みが発生、彼氏に「脳が腐っててケーキでしか治せないから駅前のケーキ屋さんのケーキ買ってきてください」と連絡。
 いちじくと葡萄のショートケーキでいいかと電話が来たので、それにしてください!とすかさず応答。紅茶淹れて待機。あとで彼氏の分もお金を払った。ケーキは普段の私の生活にない綺麗さで美味しかった。

2024/08/31 台風ハイ
台風の雨の中、謎のワクワク感にかられて徒歩で傘をさしてショッピングモールへ行き、ユニクロとドンキをウロウロした。
 目当てはユニクロの秋物のサテンシャツ(茶)と大量の精神薬を入れられるでかい収納ボックス…
 収納ボックスは見つけられなかったがシャツはあった。3000円のシャツ買うのにビクビクしたくない。切実に収入が欲しい。

2024/09/04
婦人科の予約が入っていたが、鬱と生理でだるいしチャリ片道30分乗るの無理…と思ってキャンセル電話を入れた。
 結果三回かけて全部つながらず、あと30分で予約時間だったので、髪の毛2日洗ってない、昨日の化粧も落としてない、靴下履かずに革靴という汚ギャル石田純一スタイルでなんとか病院へ。
 医師によると膣内環境がワルイ、カンジダをやっつけたら今度は別の増えてるから薬飲めとのことだった。ばいきんまんのぬいぐるみを抱っこして寝てるからだろうか、自分がばいきんまんになりつつある。
 ところで、鬱がヤバイ。冷静に分析してみると、結婚と引越しが同時で手続きがめっちゃ多い中、普段通りに家事も仕事も治療もやって疲れているからヘロヘロというだけなので、他の人でも同じ状況なら多かれ少なかれこうなると思う。
 頭ではわかっていても、希死念慮は出るわ、頓服ドバドバ飲むわ、過食はしまくるわでメンタルが暴れ牛状態で、カウンセリングも精神科の診察も薬も彼氏の慰めも助けにはなっているものの、なにせ暴れ牛だから昨日も夜中に冷食の二郎を作って貪ってしまった。作ってる時と食ってる時だけ頭が静か。

 

2024/09/05 17の魂30まで(半端!)

 人間そうそうプログラム通りに感情なんか出ない。出る人もいるかもしれないけど私は出ない。

 親が死んだ人にご愁傷様ですという時、その親がものすごい虐待親で子供側の人はやっと自由になれると心中晴れ晴れみたいな可能性がちらっと頭をよぎったとしても、考慮に入れずに、儀礼的にご愁傷様ですと私は言う。

 対人摩擦を無駄に増やしても仕方がない。頼まれていないのに事情を深く汲んだ方がお互いを傷つける可能性がある。

 だから、私が結婚しますと人に言って「おめでとう」と言われても、これは形式的なものだから快も不快もないなと思う。

 でも、感情入っちゃってる、これで幸せになれるね!みたいな祝福や、もっとはしゃぐのが普通なのにハッピーだと感じられないの?という疑問には正直言って戸惑ってしまう。

 高校の文化祭で「学校へ行こう!」の一コーナーをパクってみんなの前で屋上から告白して、カップル成立したり振られて泣いたりしている生徒たちを見て、テレビのまねなのにそういうのを青春だと思い込まされ、ネタではなくマジでやってる上に涙まで流し感動してるのは意味がわからない、怖いからそういったタイプの人と同じ教室に入りたくないと思って高三の時に不登校になったのだが、その時の気持ちを思い出す。

 結婚式は金払えば全員できるからやりたくない。キラキラのめっちゃ高い指輪もいらない。

 彼氏とずっと仲良くいられますように、とは思うけど普段から思ってるから別に今特に強調していうべきことでもない。

 人間もっと変なタイミングで泣いたり感動したりしないと、ロボットみたいで変だと思う。

 


2024/09/27(金)シド・ヴィシャスシド・ヴィシャス!ニャー!

 

疲労。疲れた。死にそう。最近ようやく引っ越しをしたのだが、まだWi-Fiが通っていないのを忘れて見放題プランで動画を見ていたら通信制限になってしまった。

外出先でスマホがほぼ使えないので、あほな理由ではあるが読書が捗る。

 米原万里の『オリガ・モリソヴナの反語法』を持ち歩いて中学生ぶりに再読している。

たしか国語の教科書で紹介されてて読んだのだった。真面目な子だなー。16年後どうしてこうなった。

 子供の頃の自分に出会い直す読書の秋。かっこいい。若干本の内容とリンクしている。通信制限ありがとう。

 今日は起きてすぐ昨日作ったカレーに冷凍ご飯突っ込んで冷たいまま食べ、1ヶ月間引越しと仕事と家事に追われ行けなかった整形外科へ。

 あっためられたり吊るされたり体操したり骨押されたりの腰のリハビリを受けた。

 全然痛くないけど設備の多さがなんか治療になる地獄絵みたいだ。レントゲン撮って骨盤は平気だけど腰は椎間板ヘルニアの可能性とか言われ、超怖いし、己のさだめにムカついた。ムカついてもしょうがないけど。

 整形外科と仕事の間に一度家に帰ったらうとうとしてしまい、夢に「シド・ヴィシャスシド・ヴィシャス!ニャー!!」と言いながら普通に猫ひろしが出てきた。せめて南京錠をしろ。つうかこんな夢を見させないで!(林檎)。

 ゆず果汁とねぎとめんつゆをかけて冷凍うどんを食べて仕事へ。ノイズキャンセリングイヤホンでホワイトノイズかけながら入力作業したり、ヨエコ(倉橋ヨエコが復活後この名義で最近アルバムを出した)を聴きながら箱を運んだりして働いてたら怒りが込み上げてきて、こんなにクソ忙しくて腰もやってヒィヒィ言ってんのに最低賃金ってバカか!!と脳内でキレていた。

 私より金持ってるやつでマスクしてない奴ら、つまり職場の全員みんなくたばれと思ってしまったので、誰かに話しかけられたらいつもより努めて穏やかに話すようにした。

 いつまで貧乏なんだろー、貧乏だと当たり前だけど金があれば解決することが解決しない。

仕事が終わったあと、皮膚科でビタミン剤と口角炎の薬をもらい、歯科にも寄って検診の予約。他の日は自炊、酒も飲まないけど金曜日は外食してパーっと酒という家の決まりなので、金曜日麺類650円均一の中華料理屋へ行って、大盛りのつけ麺を頼んだ。

 均一デーは普段無料の大盛りとライス100円と言われ、私は大盛りを頼んだけど彼氏がそれならライスいいですと断っていた。100円で米食べれるなら頼めばいいとか言ったけど考えてみれば人の勝手だ。

 チャリなので酒は頼まず、ドラッグストアで買って帰った。店の駐輪場でチオビタを飲み、家でほろよいを飲みながら聴いていたユーミンのラジオのジングルの発音が良すぎて聞き取れず、オナニッポン?いまなんつった?と彼氏に訊いたら、オールナイトニッポンだよと言われて、二人で60秒くらい爆笑。私のTOEICのリスニングの勉強ってなんだったんだ。

 ユーミンの家は四軒あるらしい。そんなにあるなら一つくらいくれよ。ゲストはサカナクションの山口一郎で、ユーミンによるジム行けば?というそれ鬱の人に言う?って感じの嫌なアドバイスに、ジムって汚くないですかとこちらもかなり嫌な返しをしていたのが印象的。ユーミンブルーインパルスの話とかするし。

 今後は浮気せずタブレット純と草野マサムネのラジオだけ聴こうと決意。

 

鬱と過食と不安の日々(過去日記大放出②)

⭐︎業者のように麺を茹でる(日付不明)

吐いてはないけど過食が続く。

2食入りのまぜそばを2袋スーパーで買って業者のように麺を茹で、キャベツを半玉入れて生卵を二つ入れて4食食べたあとデザートにサッポロ一番を食べたりしている。

 体重計は一年前くらいに風呂に水没させて一台破壊、トンカチでガンガンやってもう一台破壊。

体重は週に一回メンクリで借りて測っていたが、どうせ増えているのを見てテンション下がるだけなので、一切測らなくなった。

運動するとか、バランスの取れた食事を摂るとか、そんな王道の解決策を実行できる人は楽でいいね。

精神疾患があると運動どころではなく起き上がるのも億劫でバランス良く調理する気力もなく食材を買う金もない。

 

大体、何度もダイエットしては失敗して自己嫌悪に陥り過食してまたダイエットのループに翻弄されて、私はもはや自分が痩せたいと思っているのかすらわからない。

 太っているとフラッと入った服屋の服がサイズの問題で着られない→服屋がもっとサイズ揃えれば解決

SNSでもデブは自己管理ができない、的な投稿が多い→そんなこと書くやつのことはプラットフォームが凍結すれば解決

 所詮太っていることが許されない社会で行うダイエットなんて嫌な目に遭うのを避けるために追い詰められて仕方なくやるものでしかない。

 心の底から納得してやってることではないから、何でこんなことに苦しまないといけないのだというフラストレーションが発生し、鬼の過食エネルギーが発生するのであった。

 


⭐︎2024/08/25 剥き出し

カバンから剥き出しのからあげクンが一個出てきた。食った。本とか財布とか油ギッシュになってないか、大丈夫か。その前に腹は大丈夫なのか。

 

⭐︎ハンチョウ19巻へのファンレター(没にした)

はじめまして。一日外出録ハンチョウの19巻、大変楽しく読ませていただきました。私は30歳の女で、双極症(俗にいう躁鬱)を患っており、ほとんどの人生の時間が灰色、安定剤飲んでカフェイン飲んでまた安定剤飲んでだるいことこの上ない…などとネガティブなことを考えてたまに同人誌を作ったりして暮らしています。

 ハンチョウを読んでいる時は例外的に幸せになれるので、それは何故かと考えてみたのですが、「具体性」「この世を細部までよくみている」「フィクション内フィクション(ダチ公とか)が入り組んでいて楽しい」「平常心」「平常心だけど楽しそう」「出てくる食べ物が普通なのに思いつくのが難しそう。考え抜かれていて意外性がある。」などです。

 作者の皆さんとキャラたちの目を借りて世界を見ると、自分の鬱フィルターを通してしかみられなかった世界がちょっとした良さを醸し出しはじめ、抽象的な言葉で「この世は嫌なところだ」とウジウジ考えてないで、ぺちょ系のたこ焼きでも食べに行って元気出そうぜ、と問題が小分けにされる感覚があります。私の通っている精神科の待合室の漫画コーナー、200巻くらいある某海賊漫画がドカンと置いてありますが、あれは捨ててハンチョウを置いた方が治療的です。

 


⭐︎誇りを持ってZINEをつくろうではないか(日付不明)

 


休日に隣町の図書館に行って、入り口に貼ってあった芥川賞直木賞候補が載っているポスターを何気なく見たら、知人の名前があった。

元気な時なら他人と自分を比較しても無駄だと思えたかもしれないが、その時は元気どころかカンジダ口角炎・給料日前の金欠などでただでさえテンションがだだ下がりだったため、自分のしょぼくれた境遇を思い、やたらと落ち込んでしまった。

「お前は文章を書きたい!とか本を出す!とかずーっと心の中でブツブツ言ってるのに小説の新人賞にすら応募できずにもう30…というか今年31…」

「ちゃんと書き続けてきた人に嫉妬する資格なし!文章で何者かになりたかったみたいなことばっか言いやがってこの地縛霊が!悪霊退散!」

「言葉が好きなんじゃなくて言葉を使ってこの社会で出世していく自分のイメージに固執してるだけ!」

そんな辛辣な自分の声が頭の中にこだまする。

本を読みにきたのに何も読む気がしなくなり、でも目が合った一冊だけをなんとなく借りて、回れ右をしてお金もないのに喫茶店にフルーツパフェを食べに行った。

借りた本はというと、野中モモ著『野中モモの「ZINE」小さなわたしのメディアを作る』。

弱ってる時の自分に必要な本を発見するアンテナはバカにならないかもしれない。読み終わって、この本買おう!と思った。

ZINEにはZINEの強みがあり、本が出せない人が頼まれてもないのに出すものみたいな誤ったネガティブなイメージを持つのは良くない。

直木賞候補もすごいけど私は私で面白いことやってるよ、ヨシヨシと誇りと自信を持つべきだと確認できた。

 


⭐︎へたれ日記

2024/08/06(火)

ストレスでわけもわからずしまむらやマツキヨでお金を使いまくり、マツキヨポイントがめちゃくちゃ溜まり、めちゃくちゃお金がなくなってしまった。 残り二千円。関係の悪い親に援助を申し出て関係がますます悪くなるの繰り返し。

 先週2万貰ったが、税金とカウンセリング代払って昼飯食べたら一週間で無くなった。

また電話で金を無心して、三万振り込まれていたのでお金ありがとう、じゃ、とだけ電話して切る。なるべく母親と話す時間を減らさないとすでに壊れてる精神がさらに壊れてしまう。

そのあと部屋で赤ちゃん並みにギャン泣き。なんで父も母も私にだけ暴力を振るって平気で善人ヅラして生きてんだよと思ったらすぐさま貰った三万で新幹線に乗って倒しに行きたくなった。

NPOの自殺相談窓口にダメ元でかけたらつながってびっくりした。しょっちゅうかけてるけどつながったためしがないから。

死にたくはないけど親を⚪︎したいんです、でもあと2時間で仕事だから気持ちを立て直さないといけない、と言った。相槌しか打ってくれないから役には立たないと判断し、お礼を言って早々に切る。

 情緒不安定すぎて文章の推敲ができず本にする用の日記が書けない。なめくじの這った跡みたいにダラダラ〜べちょべちょ〜とSNSに駄文を書き連ねて虚しくなってくる。


⭐︎日付不明

親から無条件の存在への肯定をもらえなかった。

いじめにあったら信じてもらえなかった。よくある。

 学校に行かなかったら暴力を振るわれた。よくある。

 いい大学に入ったら手のひらを返したように肯定された。よくある。

 性暴力を打ち明けたら忘れろと怒鳴られた。よくある。

 ありきたりな人間なので、ありきたりな理由で破滅願望あるいは親への殺意を抱いて、ギリギリのところで思いとどまって、というか小クラッシュを重ねつつも耐えながら生きている。

 岡崎京子の短編で、よくあるつらいことはよくあるつらいことでしかないのにどうしてこんなにつらいの?というようなセリフがあったのを思い出す。

 怒りを感じている時や荒れているとき、買い物依存や過食などの問題行動が起こしている時はどんなに表面上の行動がアグレッシブになっていても、心身が弱っていて疲れ果て、悲しみを感じる元気が残っていないだけだ。

 自分という存在を惨めに感じるとか、生まれたことが悲しいと感じるとか、子供の頃から今まで生きて来た自分を哀れに感じたりすることは、まともに生きていくためのプロセスなのではないか。

 他人から見たら、或いは一般常識に照らし合わせたら、後ろ向きで格好悪い自己憐憫に見えるかもしれないけれど、本当は自分はすぐ弱るし、あっけなく傷付くと知っておくことが強さなのではないか。そんなことをつらつらと考える。

 


⭐︎日付不明 激鬱!!


楽しいこと、面白おかしいことが書けない…と悩んで、しばらく何も書けなくなった。

 でもかなりの鬱状態なのに妙に騒がしい、死にかけのセミ八甲田山死の行軍の笑い出す人?状態の私の日記を読んでる人の中にハッピーで楽しいこととか単純に面白おかしいことを求めている人が万が一いたらそっちの方が間違ってるよな、と思い直した。

 万が一面白おかしさを求めて手に取った人がいたら、ディズニーランドでも大江戸温泉物語でも日本モンキーパークでも好きなところに行って明るく楽しくやってたほうがいいぞ。今すぐGO!!

 最近具合悪いし世界はヤバいし気持ちが奥底から暗いんだわ。

大体最近なんてもんじゃなく私は太古の昔から根本的に物の見方及び性格が暗いんだわ。

SNSや日記に吐き出されるネガティブ思考のグルグルソフトクリーム、というか限りなくうんこな言葉たち。無限に続く終わらないうんこ。

 中でも、夕食が終わって寝るまでのヒマな時間が魔の時間帯だということがだんだん掴めてきた。

その時間にSNSを見ても書いてもいけない。

でもSNSというものは触れちゃいけないコンディションのときほど入り浸りがちで、弱っている人間につけ込むように作られていると思うと空恐ろしい。

 仕事と家事が終わったがまだ寝る時間ではなく、そうは言っても勉強したりエンタメに触れたりするエネルギーなどあるはずもなく、立つのも億劫で机拭いたティッシュやら飴の袋をゴミ箱に捨てられず気づけばズボンのポッケ(パンツのポケットと言った方がオシャレだと思ってもらえるかな…とかいうのも虚しい)がパンパンになっていたりする。

 そうなるともうぼんやりするしかないが、ぼんやりしていると昔流行ったシャーペンのグリップのぐにゃぐにゃのジェルっぽい感じで不安感がべたぁーと張り付いてくる。

不安に全身を乗っ取られないようにせめてもの抵抗で「米津玄師のLemon米津玄師抜き入ります!!

クェッ……

…クェッ……クェッ!」

などと懸命にふざけていると彼氏が「米津玄師抜きかつ演奏抜きじゃん」とすかさずツッコミを入れてくる。何にかはわからないけど何らかに理解のある彼くん。

 これまでも不安時の頓服にレキソタンを飲んでいたが、新たに一日三回の抑肝散と頓服のエビリファイの液剤が不安対策メンバーに加わった。頼もしい。

 文章はどうも書いていると暗い気持ちになってきたり書くべきではないことを書いてしまったりするので、音楽を聴きながら絵を描いて、飽きたらKindle Unlimitedで絵が上手くなるハウツー本を読んでいる。下描きをしろ、資料をよく見ろ、時間をかけろ、すぐには上手くならないから毎日描け、など書いてあるが、そんなことをしたら絵は上手くなるかもしれないけど疲れると思うので、下手でいいやと全部無視している。読む意味がない。

 死にかけているせいか、手に力を込めるだけでも疲れるので筆圧が弱くても使える黒のサインペンでカラスの絵とか寝てる人の絵とかを描いて不安を誤魔化している。

生きるのはできてる(少し前の日記大放出①)

⭐︎ジンにしようとして書いた日記が少し古くなってしまい、またジン用原稿は新しく書き直そうと思うので、約2万字をちまちま分けて少しずつブログに放出することにします。

SNSでの感想が励みになっています。いつも読んでくれてありがとうございます。


⭐︎2024/04/20 (日)夜 夜中の散歩

自分の二十代前半くらいの時のことをなんとなく思い出していた。

 当時の部屋が汚すぎて、立て膝をしたら床に落ちていた星のピアスの針部分がプスっと垂直に刺さり、「膝ピ」なる状態になってしまって、痛すぎて逆に痛くないなとぼんやりとしてしまったこと。

 毎日授業も出ずに大学の図書館に毛布と枕を持ち込んで誰もいない書庫の床に寝そべって本を読んでおり、しかもそれをかっこいいと思ってやっていたこと。

 髪がセルフブリーチとマニックパニックで緑だったから、銭湯へ行く途中にガガ様ですかーと道で男に煽られてむかついたこと。

 ほんとに夜中に毎日3時間くらい下高井戸、明大前、日大あたりをウロウロ徘徊していて、それをとって夜中の散歩というブログを書いていたこと。

 

 


⭐︎2024/06/12 石和

婦人科と歯科への通院と家事を終えて、昼食にうどんを食べ、汗だくになったのでシャワーを浴びた。

ちょっとした達成感を覚えながら、エアコンが効いた部屋のベッドに寝転がり、小さい音で青葉市子を聴きながら寝室の床に転がっている『一日外出録ハンチョウ』を読んで、石和が親知らずを粉砕されながら抜かれる回が読みたいけど、何巻だかわからん、などと考えていたら、ブワッと多幸感が湧いてきた。

 

ミッションは終えた、エアコンの涼しい風、心地よい青葉市子の歌声、手元にはハンチョウ、ハンチョウを読み終えたら適当に昼寝、これ以上の幸せは果たしてあるだろうか(いや、ない)。

 

⭐︎教育が殺す

「名前氏さんがいじめに遭うのはあなたが部活だけに参加して授業をボイコットするような我が強い性格をしているからです。」

「加害者に聞き取りをしたけれど、あれくらいのいじめで学校に来られなくなるなんて弱いと言ってましたよ。私もそう思います。」

 

中学の頃、学年主任と二人きりになったときにこう言われた。いじめの相談をして、返り討ちにあった。味方かと思ったら敵のボスだった。

こいつの国語の授業で文庫本を読んでいたのがバレて没収され、定期テストでクラス一位だったのに通知表に低い評価を書かれたとか、前からゴタゴタはしていた。

 

普通のプライドと倫理観がある教員なら、いけすかないと思う生徒でも成績が良かったらそれはそれ、これはこれで成績評価を適切につけるし、その生徒がいじめに遭っていたら解決の方向に動くはず。

 

 まあ全くもってそうじゃなかったから、学年主任である特権をフルに使っていじめに加担し、隠蔽して私から安全に教育を受ける権利を奪った挙句二次加害的な言葉で脅迫してきたというわけだ。

 

この教員の性格が捻じ曲がっていて人間性がクソなのは事実だが、それ以上に構造上の問題があるから。教員の側は加害した生徒の側についたほうが楽をできる…楽な方がいいよね、私は反抗したかったというよりはふつうに生きていたかっただけなのだけれど。

 

⭐︎8月4日(水)なんかに語りかけてる…

私は現在30才で、パートで働きながら日記を書いて売っています。23の時に発覚した精神的な疾患の関係で活動量が落ちて代謝も下がるなどし、服薬のせいで食欲が今もかなり増えているといった状態です。

7年で30キロほど体重が増え、理想の体型と現実の自分の乖離によるギャップのしんどさと共に生きています。

私には太っていることに落ち込んでいる時のための自分励まし用脳内メッセージのようなものがあって、「私は確かに太りに太ったが太っても美人」ここまではいいのですが、「痩せていても私より魅力がない人間は掃いて捨てるほどいる」と続きます。

 

お前…いい性格してんな…?と天使の自分が呆れ顔でこちらを見ていますが、悪魔の自分は、痩せ至上主義のクズ社会から散々サンドバッグにされてきて、少しのふてぶてしさも悪意も持たずに生き延びるのは困難だと喚き散らしています。悪魔優勢。

わたしが穏やかな気持ちで生きていけるのはいつの日になるのでしょうか。というか、果たして心の安寧を私は望んでいるのでしょうか。

 


⭐︎へこたれ日記 2024/08/04(水)

 

クソ暑いわ鬱だわ結婚が決まるわでへこたれている。心だけでなく免疫も弱ってるのかカンジダにもなっている。かゆい。誰か助けて。

障害者(私)と結婚していると彼氏の会社が月に2万円くれるからというのと、保護猫施設が猫を譲渡してくれやすくなることが理由だ。

その2万は猫の餌と家賃に充てることが決定。

彼氏の苗字はわたしの苗字になる。

苗字変えたくねー…とテンション下がっていたら彼氏が申し出てくれた。マジ申し訳ないので謝った。謝ったからなんなんだろう。でもなんで私が謝らないといけないんだとも思う。私ら二人に日本が謝れよ。

 

選択制夫婦別姓すら通らない国ではなんの権利が奪われてても当然だし、日本って話聞いてないし、うちの親のようだと思う…「俺の幸せは俺が決める、お前の幸せも俺が決める」胸糞悪い。

 

カウンセリングに行った際、結婚パワー、すなわち法律とか国とかのパワー使ってがんじがらめに拘束し合わないと保たないようなカップルなんて最初からくっつくんじゃねえよ、真っ当な誇りある人間ならそんなものに寄りかからずパートナーシップ築くのが筋では…とブツブツブツブツ言っていたら、Eじゃん結婚最高じゃんというようなことを言われ、心がヨレヨレになってしまった。

 なんとか体勢を立て直し、人の権利は一人一人守られた方が良いし、同性婚もないのに私だけ結婚したらわたしの交友関係の中にかなりの比率で存在するクィアの友人達になんて申し開きするんですか、わたしは恥ずかしい。

 中学生の頃に安野モヨコ先生のハッピーマニアを全セリフ言えるまで、いや、DNAに刻み込まれるまで暗記したんだから!「結婚なんて意味ないじゃない!」ってタカハシを殴りながらタカコだって叫んでいたじゃないか!

モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ。

頼まれてもないのにむやみやたらに他人に何かをしてあげるやつら


夫と2人で私の実家に帰ったら、両親がめっちゃ先回りして怒涛のおせっかいを焼いてきて、正直かなりしんどかった。

 

私は幼稚園の頃年長さんになっても着替えができなくてしっかりした他の園児に着替えさせてもらうようなボーッとした子供だったのだけれど、この親ではしかたねえなと思った。何もかも良かれと思って全部やっちゃうんだもん。

 

外出する時、弁当欲しいと言ってないし、関東で二郎に行くのとか外食するのを楽しみにしていたのに、夫も私も作ったお茶とパン(いつ買ったのかわからない剥き出しの惣菜パンと菓子パン)を持たされ、捨てるわけにいかないが持て余し、食事は普段の二倍くらい食わされ、なんとなく喜ばないといけない圧を感じて残せないし、しまいに母は夫のコートの穴手縫いで直すわ私のスーツケースのに作り勝手に始めるわ、31本の蝋燭をぶっさしたシャトレーゼの誕生日ケーキでサプライズお誕生日を祝われるわ…

 

「先回りするな、うざい!という気持ち」「スポイルされている気持ち悪さ」「勝手にいろいろやられて頭に来る気持ち」「自由がないし、かえって気を使う」「邪魔くささ」「以上全てのネガティブな感情を好意で色々やってくれた人に抱いたことによる罪悪感」などが脳内でぐにゃぐにゃと蠢き始め、帰りの新幹線で座った途端に疲れが噴出、夫と一緒に両親の愚痴悪口大会になった。

 

最初は私もノリノリで両親の世話焼きを罵倒していたが、だんだん反動で気持ち悪くなってきて、名古屋駅に着いたら「あれでも私の親なんだよ!」と泣き出して夫を一人残し近鉄パッセの宇宙百貨をアホみたいなピアス目指して混乱した気持ちのまま駆け出した!

行ったの夜すぎてやってなかったけど!仕方がないので遅くまでやっていた書店に行って読むのか読まないのかわからないドストエフスキーカラマーゾフの兄弟上」を購入、小金を使うと気分が落ち着くのはなぜだろう。

実家にいたころ、ペットボトルとかティーバッグとか買うたびに小金を使うなと怒られていたのも関係あるだろうか。

 

夫には、親が親だという理由で私は(他の人も多分)無条件に親を愛しているし、ルーツを否定されると自分が否定されたみたいで不愉快だ、うちは元々あんな家だと言った。

感謝してる部分もあるんだけどねえ、と夫。

で、自宅に帰ってきてから10日くらい経って、夫が風邪をひいたので、仕事帰りに1時間かけて張り切って買い物をしてきた。

 

夫から欲しいと言われたのはポカリと生姜入れたうどんだが、足りん足りん!のど飴と蜂蜜紅茶とウイダーオイコスとサラダチキン!栄養とって!早く治して!と三千円分くらい食料を買った。ちなみに夫は少食です。

これ、完全に私の両親のノリ反映してるじゃん…と重い袋をぶら下げながら思った。

やってくれと言われてないことも、何かが不足するのが不安だから、完全無欠なケアを提供して自己満足にひたりたいから、やってしまう。

かなりの率で自分のための行動。

 

人を真に喜ばせる親切と、ありがた迷惑なおせっかいの違いって相手を見ているか見ていないかでは。

まあおせっかいも適量ならいい。過剰だと毒だけど。

 

あげたりもらったりが気軽にできるのはいいと思う。同時に人に何かをしてあげることはしてあげる人としてもらった人のどちらのための行為なのかとかたまに考えてもいいとも思う。

 

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雑念、雑念、そして雑念

今日は、会社の事務所から倉庫がある店舗までの5分ほどの道のりを台車に物品を載せて運ぶ作業があった。

気温36度あるのに!?死ぬ!と思った。

レンズ真っ黒のグラサンと首冷やすネックバンドとコッテリたっぷりの日焼け止めで防御して最初はスタスタ歩いていたが、倉庫の鍵を忘れたり、店舗でやる仕事のマニュアルを忘れたりして無駄にうろうろしていたらお膳を運ぶからくり人形並みのペースでトコ…トコ…としか歩けなくなった。

台車は重いし、暑いし、親知らず抜いてから本調子じゃない。

ここを通るたび道沿いのお好み焼き屋さんのメニュー表を気づけば何枚ももらってしまっている。

暇な時に眺めるため。高いから店には行かない。

ダイソーで買ったシャインマスカット塩飴(絶対味を感じられるほどはシャインマスカットを入れてないと思う)を食べようと思って袋ごと持ってきた、かと思いきや袋しかなくて、つらかった。

なんとか事務所に戻ってきて作業しているとき、「何で私はA4サイズの裏紙を4分の一に切って作ったメモ帳をさらに折って指で半分に切ってケチりながら使っているのだ…地球にはやさしいかもしれないけどちっちゃくて使いづらいしもう少し自分にやさしくしろよ」と思いつつ、この話ブログに書こう!とひらめいた。

仕事しろよ。

レディオヘッドのOKコンピューター聴きながら仕事していて、仕事にもレディオヘッドにも申し訳ないがなんか飽きてきて、景気付けにQueenのライブアルバムを聴いたら、ストップって言っても具を載せるのを止めてくれない海鮮丼専門店(そんなものはない)の図が浮かんできてフフ…と笑ってしまった。

魁!クロマティ高校のフレディと王様日本語直訳ロックにクイーンに触れる前に親しんでしまって取り返しがつかないのかなぁと思うけど、そんな原体験がなくてもクイーンは過剰だと思う。
一番好きなバンド挙げろと言われたら違うバンドかもしれないけど、ライブの観客だったとしたら一番ブチ上がってしまうのはクイーンかもしれん。

そして今、自転車修理店に来ている。
後輪がパンクしてるけどそこだけ直して直るようなものではなく、タイヤが摩耗して完全にツルツルなので、交換した方が良いと言われた。急な出費5000円だが、親知らず抜いたら親がお見舞いということで一万円送ってくれたので、幸い余裕がある。
親知らず抜いてよかった…

2024/06/30(日)親知らず抜歯とばいきんまん

 親知らずを一気に4本抜く手術のための入院が今日から始まった。手術は明日の16時。

 横から生えてるのとかあって、一日外出録ハンチョウの石和(ググって)みたいにならないか心配である。

 正直完全にビビっており、病院の売店で誰かにすがるような気持ちでぬいぐるみを買ってしまった(ばいきんまん・1320円)

 ばいきんまんはいつもあれこれ考えた末行動しているのに結果としては悲惨な目に遭うからつい親近感が湧いてしまう。

 付属のプロフィールカードに「自分では天才科学者だと思っているが、変なものばかり作ってしまう。きれいなものがだいきらい。」と書いてあって、「きれいなものがだいきらい」ってなんかすげえと思った。

 私を含む大抵のこじらせたり悩んだりしている人間はきれいなものが大好きかつきれいじゃない自分が大嫌いの方向に突き進むのだが、ばいきんまんはきたない自分を全肯定している。 

 私も風呂入れなくて化粧が落とせないとしてもばいきんまんを見習ってもう少し明るく朗らかに生きようか。

 笑点タブレット純を見るべくTVをつけていたら、アンパンマンの映画の予告が流れて、今度の話はアンパンマンばいきんまんがタッグを組んで物事の解決にあたるストーリー(朧げな理解…)らしく、新機軸を打ち出してきたなと思った。

 長々とばいきんまんの話をしてしまったけど病院でバイキンを模したぬいぐるみ売っていいのか、しかも買ってるけどいくら親近感が湧くからって、明日歯科手術なのに縁起でもなくないか。まぁいい。

 暇だから日記でも書くか!と思ったけど、気持ちは病んでいるし、体は鉛のようだし、鬱だし、歌舞伎町文学賞の二次選考の結果は出るのか出ないのか有耶無耶のまま、いつまで経っても発表されないし、第一明日は歯を4本も抜かれるのであって、面白いことなんか今の私に何も書けるわけないじゃないですか…

 相部屋の向かいの女の子、面会に来てた男とめちゃくちゃいちゃついてた、というよりたぶんヤってたし。看護師さんが注意していた。さすがの私もびびったわ。心臓に悪い。

 いまが30日の夜で、2日の朝まで24時間の絶食だし。絶対お腹が空くからコーヒーとコーラをがぶ飲みしてカフェインを摂取、遅く寝る→日中寝て過ごして空腹を紛らわすと言う作戦でいこうと思う。

Kindleで買ったランドリオール全巻があるので夜中に読む。

日記(コロナ陽性判明後2週間経った)

コロナ陽性になって二週間、昨日は仕事休んだけど今日は症状もないし、完全に家に飽きたので、外に出た。
動画を見てネットを見て本を読んでの繰り返しは私には一週間が限度だと思った。飽きた。

感染後一週間までは、転んでもただでは起きない、せっかく仕事がないんだからと毎日長編小説を1冊か2冊読んでいたけれど、それ以降ゼロ。

どんなに面白い本とわかっている本が目の前にあっても、なんの意欲も湧かなくなってしまった。一冊に飽きたなら別の一冊を手に取ればいいけれど、本を読むこと自体に飽きたら外に出るしかない。

今日は雪が降る中、自転車で駅まで行って電車に乗って、隣の市の図書館に行って延滞していた本を返して「ずいぶん久しぶりに来てくれたんですね」と図書館員さんに言われつつ、また7冊借りて、リサイクル図書を2冊もらい、ベーグルかじりながら商店街を散歩して、駅の書店を見た。

本に飽きても貧乏だし暇だし結局図書館に足が向いてしまう。

帰りの電車で本読みながら帰ってきた。

駅から帰る途中、スーパーでトイレットペーパーと2リットルのお茶だけ買った。