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日々の記録

就活行き詰まり体操第二・サザエさんde体操おすわり編


https://youtu.be/D41jGUUNm-Mサザエさんde体操おすわり編)

皆さんにも考えていただきたいのだが、これはもはや羞恥プレイの範疇に入るのでは

 職業訓練の昼休みはサザエさんのオープニング曲と先生の動きに合わせて訓練生みんなでこの「サザエさんde体操 おすわり編」を行う。

まずは手をグーにして前後に振って足踏みをする。開始1秒からすでにダサい。

途中のガニ股になって手を叩くところもかなり見てはいけないものと言った感じの動きなのだが、個人的には「ルールルルルー、今日もいい天気ー!」と言う最後の歌詞に合わせて腕を伸ばして手を振る動きが一番耐えがたい。

 しかも二番、三番があってなかなか終わらない。続きが四番、五番とあったら私は途中で叫び出していたかもしれない。

 

家では二階堂奥歯最果タヒの本を読んだりしていても、こんなマヌケな体操なのか踊りなのかわからないものを職業訓練に行くたびにやらされていたら、私が私でないものになってしまいそうで不安だ。

文学少女崩れとしての尊厳は一体どこに行ってしまうんだろう。

 訓練校がラジオ体操のようなオーソドックスで健康への効果ももっとありそうな体操をあえて選択しないのは、訓練生の自意識を粉砕し、疑問を持たずに就活の場にいられる人間に作り替えるという隠れた目的があるからかもしれない。


 同居人にこの動画を見せたところ、そんなに嫌ならいっそ激しくダンサブルに振り付けをアレンジして踊り狂ってしまえばいいのでは?とアドバイスされた。

他人事だと思いやがってと思いつつ、現状を打破するにはもうそれしかないのかもしれないとも思ってしまう。

 体を激しく波打たせて持参したホイッスルを吹いてみんなをアッと言わせてみるか。

 どんな怒られ方をするのか想像すると少し楽しいがもう28なので不思議ちゃんではなく不審者の枠に入れられてつまみ出されるかもしれない。

 

別の可能性としては、マイクロソフトオフィスの訓練が基本ではあるが、ダンスのアレンジの独創性を特別に認められ、サザエさんダンス関連の仕事を訓練校から斡旋してもらうなどの思いがけない展開もあるかもしれない。

履歴書のキャッチコピーは踊る事務員。

 ちなみにサザエさんde体操のYouTubeの再生回数は七年間で113万回だそうだ。113万人に向けて、一体何を考えてサザエさんde体操をやっているのか問いただしたい。